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ピアノを用いた音楽療法とは?心穏やかな毎日を過ごすためのヒン…

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    2024/06/26

    ピアノを用いた音楽療法とは?心穏やかな毎日を過ごすためのヒント

    音楽は人の心に働きかけ、知らず知らずのうちに精神や体を整える大きな力があります。

    「好きな音楽を聞いていたら、なんだか心が軽くなった」

    「落ち込んでいた気持ちが音楽によって救われた」

    「美しいピアノの音色によって心が癒された」

    きっと皆様にも、このようなご経験があるのではないでしょうか。

    心地よい音楽を聴くことで、脳内にドーパミン、βエンドルフィン、オキシトシン、セロトニンといった”幸福ホルモン”が分泌されることは有名です。

    音楽は私たちの心を穏やかにすることができ、前向きな気持ちや希望を与えてくれる素晴らしい存在だといえます。

    近年は音楽が持つ力を活用した「音楽療法」が注目されています。今回の記事では、多くの効果が期待できる音楽療法について、詳しくお話していきましょう。

     

    音楽療法とは?

     

    「音楽療法」について詳しくご存知でない方は、まだまだ大勢いらっしゃるのではないでしょうか。

    そこでまずは、音楽療法の目的や対象になる方、音楽療法士について、音楽療法が行われる場所を分かりやすくご説明します。

     

    音楽療法について

    音楽療法は音楽が持つ特性を活用しながら、以下のように様々な目的で行われます。


    • 健康維持
    • 生活の質の向上
    • お子様の発達支援
    • 学習支援
    • 認知症の予防・緩和
    • 病後のリハビリテーション
    • リラクゼーション
    • 痛みの緩和
    • 心のケア

    このように音楽療法は、お一人おひとりによって異なる様々な目的を持ち、音楽を通じて抱えているお悩みの改善を目指すものです。

    また、音楽療法には自分自身が能動的に動く方法と、受動的な方法の2種類があります。

    能動的方法は、実際にピアノなどの楽器を奏でたり、音色に合わせて歌ったり、音楽を創造したりすることで、心や体に働きかけるというものです。

    一方、受動的方法では、ご自身の好きな音楽を聴きながら心身ともにリラックスしたり、瞑想したりします。

    音楽療法で用いられる楽器は、ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、オカリナなど様々ですが、どのような楽器であっても弾けるようになることや、上手になることが目的ではありません。

    あくまでも、音楽を楽しみながら奏でたり、聴いたり、仲間と語り合ったりすることで、心身の問題や困難を乗り越えていくことを目的としています。

     

    音楽療法の対象者

    音楽療法は年齢や性別、ご病気や障がいの有無は問わず、希望される全ての方が対象になります。

    傾向としては、身体や発達に障がいをお持ちのお子様や、ご病気を抱えている方、認知症の方、不登校や引きこもりのお子様が対象となるケースが多いです。

    しかし、特別に大きなお悩みを抱えていない方でも、健康維持や表現力を高めるため、生活の質の向上などを目的とし、音楽療法を取り入れることができます。

    音楽療法は対象の方の希望や好きなジャンル、ペースなどに合わせてプログラムを設定するため、どのような方であっても、お一人おひとりに合った無理のない方法で行うことが可能です。

     

    音楽療法士とは

    音楽療法士とは、日本音楽療法学会や自治体が儲けた認定制度で資格を取得した者のことをいいます。

    音楽療法士は、高度な音楽の技術や知識、心理学などについての専門的な学習・トレーニングを受けた音楽のプロフェッショナルです。

    お客様に合った適切な方法を選び、音楽を通じて様々なケアやサポートを行うことが、音楽療法士の役割になります。

     

    音楽療法を実施する場所

    音楽療法は、お客様のライフスタイルに合わせ、以下のように多くの場所で行われています。


    • 児童福祉施設・特別支援学級
    • 介護福祉施設
    • 医療施設
    • 自宅

    これらを、詳しく解説していきましょう。

     

    児童福祉施設・特別支援学級

    子供を対象とした音楽療法は、主に児童福祉施設や特別支援学級、児童デイサービス、小児病院などで行われることが多いです。

    音楽療法は、知的障がい、発達障がい、学習障がい、自閉症のお子様の学習支援や発達支援としても行われています。

    周囲と上手く馴染むことが難しいと感じている子供が、音楽を通じて表現力や集中力、思考力などを身につけることが目的です。

    また、グループで楽器を奏でたり、歌を口ずさんだりすることで、周囲とコミュニケーションを取ることの楽しさを実感できるようになります。

     

    介護福祉施設

    高齢者の方を対象とした音楽療法は、主にデイサービスなどの介護福祉施設にて行われることが多いです。

    高齢者の方が音楽療法を行う理由は様々ですが、健やかな日常生活を維持していくことが主な目的になります。

    青春時代に想いを馳せることができるような思い出の曲や、好きなクラシック音楽などを奏でたり、聴いたり、歌ったりすることで脳の活性化にも繋がるのです。

     

    医療施設

    音楽療法は、総合病院や身体障がい者更生施設、リハビリテーションセンターなどの医療施設で実施されることもあります。

    癌の患者さんや、事故で大きな怪我を負った方、精神障がいのある方などを対象に、心や体のケアを行うこともあるのです。

    お一人おひとりの症状に合わせ、適切な音楽療法を実施することで、現在抱えている困難の改善を目指します。

     

    自宅

    お体が不自由な方や、不登校・引きこもりなどの理由によって外出が難しい方の場合は、ご自宅にて音楽療法を行うケースもあります。

    最も安心できる自宅にて心安らげる音楽とふれ合うことで、少しずつ問題や困難の解決を目指すことが目的です。

     

    ピアノを用いた音楽療法がおすすめの理由

    もともとピアノは、リラックス効果やヒーリング効果がある楽器として有名です。

    ピアノを奏でたり、聴いたりしているだけで、なんだか心がホッと落ち着いたという経験はありませんか。

    優しく心地よいピアノのメロディは、自律神経のバランスを整えたり、心拍数や血圧を下げたりする効果も期待できます。

    心と体をほぐし、安らぎを与えてくれるピアノは、音楽療法でも積極的に用いられている、おすすめの楽器のひとつです。

     

    音楽療法の具体的な効果

     

    音楽療法は、以下のように様々な効果が期待できます。

    • 不安・緊張・ストレスを軽減させる
    • 脳が活性化される
    • コミュニケーション能力がつく
    • 自分に自信が持てるようになる

    ここからは、これらの具体的な効果を説明していきます。

     

    不安・緊張・ストレスを軽減させる

    音楽療法には、心に抱えた不安や緊張、ストレス、痛みなどを軽減させる効果があるといわれています。

    特別な悩みがない場合でも、ピアノやヴァイオリンなどの優しい音色に心が癒されたという経験をお持ちの方は多いですよね。

    現代のように医学がここまで発展していなかった時代から、”音楽には心を癒す力がある”と信じられてきたようです。

    現代ではうつ病や認知症などの患者さんにも、音楽による治療効果があると考えられるようになりました。

     

    脳が活性化される

    音楽療法には、脳を活性化させる効果も期待できます。

    認知症の方の場合は、楽器を奏でながら歌を口ずさむなどの”二重課題”を行うことで、脳に良い刺激を与えることができるでしょう。

    また、懐かしい音楽を聴きながら思い出を語り合ったり、リズムに合わせて体を動かしたりすることも有効だといわれています。

    そのため音楽療法は、認知症予防や進行を遅らせるためにも実施されることが多いです。

     

    コミュニケーション能力がつく

    音楽療法を行うことで、コミュニケーション能力を身につけることもできます。

    周囲のお友達と接することが苦手なお子様や、言語障害をお持ちの方、認知症の方などは、様々な心の不安や葛藤が原因となり、人に心を開けなくなることがあるものです。

    そんな時、好きな曲や思い出の曲を奏でたり、歌ったりすることで心が軽くなり、感情表現が豊かになることがあります。

    そのようなことが切っ掛けで、周囲に心を開けるようになり、人とコミュニケーションを取ることの素晴らしさを実感することができるのです。

     

    自分に自信が持てるようになる

    音楽療法を実施することで、結果的に自分に自信が持てるようになることがあります。

    例えば、ピアノなどの楽器でご自身の好きな曲を弾けるようになった時、大きな喜びや達成感を味わえることでしょう。

    また、人と接することが苦手で心を閉ざしていた方は、音楽を通じて周囲とコミュニケーションが取れるようになったことで、自分自身の大きな成長を実感できると思います。

    音楽療法による”良い変化の積み重ね”が、知らず知らずのうちに自分の自信にも繋がっていくのです。

     

    amiピアノ教室で”音楽の持つ力”を体験してみませんか

     

    今回の記事では、音楽療法について詳しくお話ししました。

    音楽療法は様々な楽器で実施することができますが、リラックス効果やヒーリング効果が高いことで知られているピアノは特におすすめです。

    amiピアノ教室では、日本音楽療法学会会員である​​ピアノ講師が、”ピアノを純粋に楽しむこと”を生徒様にお伝えしています。

    ボランティアで特別支援学級にて音楽を教えておりますので、障がいをお持ちのお子様も安心してピアノを楽しんでいただける環境です。

    生徒様は小さなお子様からシニア世代の方まで幅広いため、どなたでもお気軽にお問い合わせくださいませ。

    不思議なもので、ピアノを演奏していると、心のもやもやが晴れて気分が明るくなったり、自然と前向きになれたり、自分に自信が持てたりすることがあります。「音楽の力は本当にすごい!」と実感する瞬間です。

    このような感動を、ぜひ皆様にも体験していただければ幸いに存じます。

    amiピアノ教室では、初めての方でも安心してピアノに挑戦できるよう、「無料体験レッスン」も受け付けております。音楽療法やピアノレッスンにご興味のある方は、ぜひトライしてみてくださいね。

    ピアノを通じて皆様と素敵なお時間を共有できることを、楽しみにしております!

     

     

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