
教育専門家推薦|非認知能力が育つ習い事の選び方
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2025/05/28
教育専門家推薦|非認知能力が育つ習い事の選び方
・非認知能力って実際にどうやって身につけさせればよいの?
・非認知能力を伸ばす習い事って具体的にはどのようなものがある?
・習い事の選定基準や、選ぶ際のコツがあれば知りたい
市川市にお住まいの方で、子どもの将来をより良くしたいとアンテナをはっていると、非認知能力と呼ばれる能力について目にする機会があるでしょう。
非認知能力とは、子どもが自分自身で未来を切り開き、力強く生きていくための力です。 脳の発達や成長の著しい子どもなら、習い事や日々の遊びを工夫するだけで簡単に身につけられます。
勉強だけでは身につかない非認知能力を育む方法を解説します。
この記事でわかること
・非認知能力とは何か、認知能力との違い
・なぜ、習い事が非認知能力を伸ばすのか
・非認知能力を伸ばすための習い事選びで失敗しないコツ
いま教育界で注目!非認知能力が子どもの人生に与える影響とは?
非認知能力とは、子どもの生きる力を表すものとして教育業界で注目されています。
子どもが生きる力を持っているとは、意欲的で協調性に優れ、困難に直面してもやり抜く力がある状態です。
何事にも前向きに取り組み、つまづいたとしても自分の力で壁を乗り越えられるでしょう。 非認知能力が高いと、子どもは自分自身の力で自分を幸せにできるのです。
非認知能力とはどのような能力で、認知能力とはどのような違いがあるのか、非認知能力を持つ子どもには特徴があるのかも解説します。
非認知能力とは具体的にどんな能力?認知能力との違いを解説
非認知能力とは、学力などでは計測できない人間の能力を意味します。
具体的な柱は3つあり、コミュニケーション能力・目標達成能力・問題解決能力です。
つまり、困難に直面しても簡単には屈さず、乗り越えていける力となります。
他にも自尊心が備わっているためメンタルバランスが安定しており、自分の頭で考え行動できるような意思決定能力と能動的な行動力がある状態とも言えます。
一方、認知能力とはIQや学力テストで判断できる項目です。
非認知能力は認知能力とは違い、簡単に数字で表せるものではありません。
とくに子どもにとっては、生きていくためになくてはならない能力であると注目されています。
非認知能力が高い子どもに共通する特徴とは?
非認知能力が高い子どもは、コミュニケーション能力が高く、目標達成に向けた行動がとれて、高い問題解決能力を持っているのが特徴です。
まず、人の気持ちを想像しながら寄り添えるため、上手く関係性を構築できます。
人との関わり合いの中からヒントを得て自己を高められるでしょう。
次に、失敗を成功の糧にできるポジティブさがあり、目標達成能力に優れています。
過去の経験や知識をもとにした自発的なトライアンドエラーをくり返せるため、最終的に物事を成功へと導く力が高いです。
また、物事をポジティブにとらえる力に長けており、困難に直面しても簡単に折れません。
創造性にも優れているため、問題解決の糸口を探りながら行動に移せるでしょう。
なぜ習い事が子どもの非認知能力を伸ばすのか?研究結果から解説
習い事では、同じスポーツやお稽古事を継続して中長期間続けます。
一つの物事に対して習熟度が上がりやすいほか、同じ場所でなじみのメンバーと断続的に関係性を築きながら取り組む場合も多いでしょう。
そのため、集中力や忍耐力、他者とのコミュニケーション能力を育みやすく、非認知能力の向上に最適であると言われています。
習い事による非認知能力向上のメカニズムとその重要性
一般的に、習い事で身につく忍耐力や集中力、他者との関わり合いは、非認知能力の向上には効果的であるとされています。
そのメカニズムとして、非認知能力の土台を構成するのは、自己肯定感やコミュニケーション能力、目標達成能力が支える自信になるからです。
そして、その土台は3歳までに作られると言われています。
3歳頃から習い事をすれば自己肯定感が養われます。
習い事はどのようなジャンルであっても、子どもが主体的に取り組むものであり、自分自身で経験を積んでいくものです。
自分で考え意思決定を行い、時には失敗した自分を受け入れながら、上達するためのトライアンドエラーを繰り返します。
この行動こそが、非認知能力に磨きをかけていくのです。
小学校以前の3歳頃から習い事を始めるメリットとは
3歳頃からの幼少期に始める習い事にメリットがある理由は、脳の発達を促すからだと言われています。
まず、幼少期は脳の成長が著しい時期になるため、この時期に今までにない新しい経験である習い事に取り組むのは大きな意義があるのです。
次に、習い事は先生と関わり合いながら、とくに多くの場合、他の子どもと一緒になって取り組みます。
親と子どもだけで完結してしまう狭い世界=家庭環境にはない特殊な環境に身を置けば、子どもの社会性はグングン育まれるでしょう。
また、子どもの興味関心を伸ばす意味でも習い事には大きな意義があります。
興味関心のアンテナがより張り巡らされ、子どもの隠れた才能発見にもつながるでしょう。
非認知能力を伸ばしたい親必見!失敗しない習い事の選び方
非認知力を伸ばすために習い事を検討するなら、子どもの好みや興味、特性を見極めたうえで、意思を尊重して選ぶといいでしょう。
親がやらせたい習い事ばかりをやらせたり、無理に続けさせたりしてしまうと、せっかくの非認知能力も育ちません。
習い事を選定するポイントとよくある失敗例と解決策を解説します。
子どもの興味や性格に合わせた習い事選定のポイントは?
非認知能力は習い事への参加によって育まれますが、選び方のポイントとして、できれば子どもが興味を持っていて楽しめるものを選びましょう。
子どもが普段熱心に取り組んでいる遊びをヒントにしてみてください。
絵を描くのが好きなのか、体を動かす遊びが好きなのかは、子どもの行動を見ていれば一目瞭然です。
習い事への参加自体にハードルがあると、子どもの大事な学びを阻害してしまいます。
せっかく高いお金を払ってさせている経験がプラスにならないようでは、元も子もありません。
親が押さえておきたい習い事選びでよくある失敗例と解決策
親が子どもの習い事選びの失敗で一番多いのは、適性を見誤ってしまったり、子どもが楽しめる工夫ができていなかったりするケースです。
たとえば、運動の苦手な子どもにスポーツ系の習い事をやらせたとします。
親からすれば、「走り込みや筋トレで体を鍛えてほしい」「運動が好きになってほしい」一心でやらせますが、子どもからすると苦痛でしかありません。
なかには経験を経て運動が好きになる子どももいるでしょう。
しかしながら、習い事を選ぶ判断基準として、苦手分野を得意分野に変えられるかどうかを設定するのは、どの子どもにも共通して有効な方法かと言えばそうではありません。
対策として、苦手を好きに変えるきっかけをつかむための習い事は、参加させる習い事のレベルを見極めましょう。
いきなり難易度の高い習い事にチャレンジするのではなく、段階を踏んでいくように意識してください。
最初から運動強度の高い習い事に取り組むのではなく、簡単な体を動かす習い事から始めましょう。
教育専門家が選んだ!非認知能力が伸びる習い事ランキングTOP7
非認知能力を伸ばすための習い事は、子どもが主体的に取り組めるものを選びましょう。
子どもが自ら好きに過ごせる、じっくり取り組める、のびのびとストレスフリーに過ごせる、頭と体をバランスよく鍛えてくれるような習い事がおすすめです。
これらの観点からおすすめの習い事をランキングにすると、以下のようになります。
1.自然体験
2.プログラミング
3.楽器(ピアノなど)
4.料理やお菓子づくり
5.絵画・工作 英語(+活動系アクティブ)
7.ダンス
子どもが強い興味関心をそそられる活動が多い観点から、自然体験は非認知能力を伸ばしてくれる習い事と言えるでしょう。
ここからはプログラミング教室・ピアノ教室・スポーツや絵画教室の効果や特徴をお伝えします。 親御さんなら気になるお値段についてもお伝えします。
人気急上昇のプログラミング教室は非認知能力にも効果的?
プログラミングは習い事の中では比較的新しいジャンルになりますが、学校教育でも注目されているため注目する親御さんも多いでしょう。
非認知能力を育むエッセンスとして、集中して作業をおこなう、手先を使う、仲間と一緒に取り組むなどの動作が挙げられます。
値段は5千円から8万円ほどと幅広く、通う回数などで変わってきます。
非認知能力を伸ばすにはピアノ教室もおすすめ
音楽系の習い事も、継続する力が養われやすい習い事です。
とくにピアノは柔軟な指先の動きが求められ、幼児の脳の発達の助けにもなります。
指先を鍛える行為も、非認知力を育てるうえでは欠かせません。
また音楽は感情を表す手段にもなり、感受性を豊かにしてくれて、集中力や忍耐力の向上にも繋がります。
ピアノ教室の値段は、週1回で5千円から1万円ほどです。
それ以外に入会金や楽譜代、発表会費などが発生します。
スポーツや絵画教室などの効果と特徴
スポーツ系の習い事は、体を動かしたり、競技によってチームで取り組んだりするような競技が非認知能力を育てるのに役立ちます。
値段は、競技にもよりますがクラブチームでは週5千円から7千円ほどです。
また、絵画教室など芸術系の習い事は、子どもが自分の感性を思うままに表現でき、作品作りの過程そのものを楽しめるものがあるのもポイントになります。
値段は、5千円から7千円ほどです。
習い事だけじゃない!日常生活で非認知能力を伸ばすコツや方法
習い事は子どもの非認知能力を育むのに最適ですが、親が働いていて子どもを送迎が難しい、経済的理由から習える数が制限される場合もあるでしょう。
ただ、安心してほしいのは非認知能力は習い事だけでしか伸びないわけではありません。
遊びや家庭内でできるイベントでも簡単に育めるので、その方法を解説します。
忙しい家庭でも実践可能!遊びや家庭内イベントで育む非認知能力
子どもの非認知能力を伸ばそうにも、親が忙しかったり、経済的な理由からいくつも習い事をさせられなかったりする場合もあるでしょう。
そんな時は、ご家庭で簡単にできる遊びやイベントで非認知力を鍛えるのはいかがでしょうか。
次のような遊びやイベントを取り入れるだけで、ご自宅でも手軽に非認知能力を鍛えられます。
絵本の読み聞かせ ごっこあそび パズル 粘土 共通点探しゲーム 制作 お菓子作り
どの遊びも、古くから取り入れられてきた遊びと言えます。
最初は親が手ほどきしながら一緒に遊べば、次第に子どもが自分自身で熱中して取り組めるようになるでしょう。
とくに共通点探しゲームは、身近にあるものの共通点を探すゲームで、非認知力を向上させるとしてよく取り上げられる遊びです。
りんごとさくらんぼの共通点は、果物、赤い、丸い、甘いであるように、さまざまな観点から物事を見る力を養えます。
【まとめ】子どもの将来を豊かにする非認知能力を育てよう
非認知能力とは子どもが幸せに生きるための能力を意味し、どのような子どもであっても育む価値があるでしょう。
非認知能力を育むのに良い習い事や遊びは、特殊なものはなく、すべて昔から行われてきたものばかりです。
子どものために何ができるだろうか考えていて、新しい切り口で能力開発にアプローチしたいなら、習い事がおすすめです。
市川市でお子様の非認知能力を伸ばしたく習い事を探している方は、ピアノ教室をチェックしてみてはいかがでしょう。
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